漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
昨年の暮れくらいから体が重くて重くて仕方ありませんでした。
言うなれば、体の中に水のタンクがあるようで、だるくて重いという感じがずっとあり、冷えていました。
そして、梅雨前の雨降りが多かった時期には、何をするにも億劫で、食事をとるのも面倒くさい状態。
家事も放棄していました。
これではいけないと思い、漢方で体の湿気をとれるというものを聞いて、漢方薬局へ駆け込みました。
先生に相談すると、私は水はけの悪い体質にもかかわらず、水分を摂り過ぎていたようです。しかも、寒い冬でもビールを毎晩のように飲んでいました。
このあたりを指摘され、自分で体を悪くしていたのかと反省しました。
梅雨に入る前に何とかしたかったので、先生の教えてくれた食事療法と生活の中での注意点を守りながら、漢方を飲み始めました。
そして、2週間後にまた薬局へ行きました。
すると、先生が「お顔がスッキリされましたね!」と。自分でもズボンのウエストが緩くなった旨を伝えると、さらに一緒に喜んでくれました。
尿の抜けが良くなったことを自覚して、水太りになっていたことに気がつきました。
その後も漢方を続けていると、足のむくみや重怠さも改善し、さらには体重が4㌔も減って嬉しかったです。
まさに体内の水タンクを外せた感じで、体全体が軽くなり動きやすくなりました。
本当に感謝しています。
水湿内停の典型的な症状でした。
脾腎陽虚も甚だしく、体質を根本的に改善する必要がありました。
ご提案した対策に真面目に取り組んでいただけたことが功を奏したのでしょう。
現在、水湿はある程度排泄できたのですが、まだまだ陽虚の症状はあり、脾胃機能の調整も必要な季節に入るので、今まで通り養生を続けながら、漢方の服用を続けてみましょう。
きっと、今年の夏は夏バテすることなく、元気にお過ごしいただけると思います。
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